DMBOK勉強の殴り書きメモ(参照データとマスタデータ)
DMBOK勉強の殴り書きメモです。参照データとマスタデータについて。
参照データとマスタデータ
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DAMAホイールとは?
- データガバナンスを行うために必要な分野をまとめたもの
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マスタデータと参照データの定義
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参照データ
- 他のデータ(マスタデータ含む)を特徴づける、関連づけるデータ
- 分類
- 注文状況:新規、処理中、キャンセル
- 外部情報
- 国コード:US、JPN、DE
- 外部情報との関連づけるために使われるデータ
- 国コード:US、JPN、DE
- 分類
- 他のデータ(マスタデータ含む)を特徴づける、関連づけるデータ
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マスタデータ
- ビジネスに紐づくような主要業務の対象であるデータ
- 組織情報:従業員、ベンダー、顧客情報等
- もの・サービス:商品、製品、中間品等
- ビジネスに紐づくような主要業務の対象であるデータ
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トランザクションデータ
- 企業の情報システムなどが扱うデータの種類の一つで、業務に伴って発生した出来事の詳細を記録したデータ
- 日々、追加・更新が発生
- 更新は各ユーザが行う
- 参照データやマスタデータは基本的に管理者が行うもの
- 企業の情報システムなどが扱うデータの種類の一つで、業務に伴って発生した出来事の詳細を記録したデータ
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スタースキーマでいうところのディメンション表が参照データ、マスタデータにあたり、ファクト表がトランザクションデータと思っている。(図の参照元)
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マスターデータ管理の意義、目的
- 組織のデータ要件のため
- 完全で最新で一貫性がある信頼出来るデータで分析しなければ意味がない
- データの品質管理
- データ不整合や不良、欠落を避ける
- データ統合のコスト管理
- マスターデータがない場合のデータソース統合はコストが掛かる
- リスクの低減、削減
- データ共有アーキテクチャの簡素化、リスク、並びにコストが下がる
- 組織のデータ要件のため
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マスターデータ管理の指針
- 共有データ:参照データとマスターデータは組織全体で共有できるように管理
- データ所有権:参照データとマスタデータは組織に属して特定アプリケーションや部門には属さないようにする
- 品質:データ品質の監視とガバナンスを効かす
- スチュワード:業務データの生成元のデータスチュワードは参照データの品質を管理して保証するために責務を負う
- 変更管理
- 変更時にはプロセスを経て変更する。承認フロー、及び関係者への伝達、配信等。
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MDM要件の評価に必要なもの
- どの役割、組織、場所、物が繰り返し参照されているか
- 人、組織、場所、物を記述するためにどのデータが使われているか
- どのようにデータが定義され構造化されているか。これにはデータの粒度も含まれる
- どこでデータが作成/収集され、保存され、利用可能になり、アクセスされるか
- データが組織内のシステムを移動する際にどのように変化するか
- 誰がどのような目的でデータを利用するのか
- データとそのソース品質と信頼性を理解するためにどのような基準が使われるか
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