SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Snowflake Native Apps with Snowpark Container Services が AWS の Virtual Private Snowflake (VPS) で一般提供開始

Snowflake Native Apps support for Virtual Private Snowflake on AWS for apps with containers (General availability)

2026-07-28機能アップデートGeneral availability

コンテナを含む Snowflake Native Apps が AWS の VPS 環境に配布・実行できるようになり、厳格なネットワーク分離を要求する顧客へのアプリ提供が正式に可能になった。

Snowflake Native App with Snowpark Container Services が AWS 上の Virtual Private Snowflake (VPS) で General Availability (GA) となった。これにより、プロバイダーはコンテナを内包した Native App を VPS デプロイメントの顧客に配布できる。VPS 環境で動作するアプリは、compute pools・services・jobs・external access integrations を含む Snowpark Container Services の全機能を利用できる。対象クラウドは AWS のみであり、Azure・GCP の VPS は本リリースの対象外である。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
Snowflake Native Apps を開発・配布している ISV・アプリプロバイダー
AVAILABILITY
提供ステータス: General Availability (GA)
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なぜ重要か

従来、コンテナを含む Native Apps は VPS 環境への配布がサポートされておらず、高度なネットワーク分離を必要とする金融機関・政府系などの顧客には提供できなかった。今回の GA により、そうした VPS 顧客向けにコンテナベースのアプリを正式に配布・運用できるようになった。Azure の VPS はまだ未対応であるため、マルチクラウド構成を持つ組織はクラウド選定に注意が必要である。

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対象となるチーム

  • Snowflake Native Apps を開発・配布している ISV・アプリプロバイダー
  • VPS 環境を運用しており、コンテナベースの Native Apps の導入を検討している Snowflake 管理者
  • セキュリティ・コンプライアンス要件から VPS を利用している金融・官公庁系組織のアーキテクト
  • Snowpark Container Services を活用した ML・AI ワークロードを Native App として提供したいデータエンジニア
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提供条件

  • 提供ステータス: General Availability (GA)
  • 対応クラウド: AWS のみ(Azure VPS・GCP は未対応)
  • リリースノートにエディション制限の記載なし
  • 前提: VPS 環境で Snowflake Native Apps を利用するには Snowflake Support への連絡が必要(デフォルト無効)
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ユースケース

  • 金融機関や政府系組織が運用する VPS 環境に、コンテナベースの Native App として ML 推論サービスを配布する。
  • VPS 顧客向けに compute pools を使ったバッチ処理ジョブを Native App に内包して提供し、顧客がインフラ管理なしで利用できるようにする。
  • VPS 内で external access integrations を用いて外部 API と安全に連携するコンテナサービスを Native App として配布する。
  • アプリプロバイダーが同一組織内の VPS アカウントにプライベートリスティング経由でコンテナ付き Native App を配布し、Marketplace を介さずに管理する。
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仕組みと使い方

VPS 環境で Snowflake Native App with Snowpark Container Services を利用する際の基本的な流れは、通常の Native Apps with SPCS の手順と同様です。ただし、VPS 固有の以下の点に注意してください。

- VPS では Native Apps および Streamlit はデフォルト無効のため、Snowflake Support に連絡して有効化が必要です。
- リスティングの管理は Snowflake Marketplace UI が使えないため、SQL で実施します。
- VPS 内アカウントから組織外への配布は Snowflake Support への確認が必要です。

リリースノートにはコマンド例の記載はありません。詳細な実装手順は公式ドキュメント「Secure a Snowflake Native App with Snowpark Container Services」を参照してください。

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導入ステップ

  1. Snowflake Support に連絡し、VPS アカウントで Snowflake Native Apps 機能を有効化してもらう。
  2. アプリプロバイダー側でコンテナイメージを含む application package を作成・公開する。
  3. VPS 向けのプライベートリスティングを SQL で作成し、対象の VPS 消費者アカウントに共有する。
  4. VPS 消費者アカウント側でアプリをインストールし、必要な compute pools・services・jobs を設定する。
  5. external access integrations が必要な場合は VPS のネットワークポリシーと整合性を確認した上で設定する。
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運用上の注意

  • VPS では Native Apps はデフォルト無効であり、利用前に必ず Snowflake Support への問い合わせが必要です。
  • VPS 内アカウントから組織外へのアプリ共有には制限があり、組織をまたいだ配布には Snowflake Support の承認が別途必要です。
  • VPS 内で Streamlit が有効化されていない場合、Python Permission SDK による権限管理が利用できません。
  • コンテナからの接続セッション(Python Connector 等)はアプリケーションオーナーロールに限定されます。1アプリあたり compute pool は最大 15 個までです。
  • イベント共有は可能ですが、ログメッセージやトレースイベントはプロバイダーが VPS 内にイベントテーブルを持つ場合のみ共有されます。
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制約事項

  • 対応クラウドは AWS のみ。Azure VPS および GCP での Native Apps with containers は未対応(Azure VPS は「Not yet supported」)。
  • VPS 内で公開されるアプリはプライベートリスティングのみ対応。Snowflake Marketplace からの配布は不可。
  • Marketplace UI が VPS では利用不可のため、リスティング管理は SQL のみで行う必要があります。
  • コンテナ内のログ・トレースレベルは manifest ファイルではなく、サービス仕様ファイル(spec)で設定する必要があります。
  • Cross-Cloud Auto-Fulfillment 利用時、イメージリポジトリ内の各ファイルは 100GB が上限です。
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次に確認すること

  • Snowflake Support に問い合わせ、自社の VPS アカウントで Native Apps 機能が有効化可能か確認する。
  • 公式ドキュメント「Limitations on Virtual Private Snowflake (VPS)」(https://docs.snowflake.com/en/developer-guide/native-apps/limitations)で最新の制限事項を確認する。
  • 既存の Native Apps with SPCS を VPS 向けに配布する場合、プライベートリスティングの SQL 管理フローを設計・検証する。
  • Azure や GCP の VPS 環境も対象に含む場合は、各クラウドの対応状況を定期的にリリースノートで追跡する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-07-28-native-apps-spcs-aws-vps-ga