なぜ重要か
従来、Postgres instances の時間単位の compute credit usage を専用ビューで確認できるかは明確ではありませんでした。この機能により、Postgres instances のコンピュート使用量を時間単位で確認できるようになります。
対象となるチーム
- FinOps・クラウドコスト管理チーム
- Snowflake 管理者・アカウント管理者
- Postgres 運用・プラットフォームエンジニア
- 利用量・請求分析を担当するデータアナリスト
提供条件
- 提供ステータス:リリースノートに記載なし
- 対象スキーマ:ACCOUNT_USAGE、ORGANIZATION_USAGE
- エディション:リリースノートに記載なし
- リージョン:リリースノートに記載なし
- 前提機能・追加設定:リリースノートに記載なし
ユースケース
- Postgres instances ごとの時間別コンピュート使用量を集計し、利用ピークや増加傾向を確認する。
- Postgres instances の使用量を既存の Snowflake コスト分析や FinOps レポートに組み込む。
- 組織内の複数アカウントで稼働する Postgres instances のコンピュート使用量を横断的に確認する。
- 特定の時間帯に発生したコンピュート使用量の増加を調査し、運用イベントやワークロードと照合する。
仕組みと使い方
ACCOUNT_USAGE または ORGANIZATION_USAGE に追加された POSTGRES_COMPUTE_USAGE_HISTORY view を参照します。ACCOUNT_USAGE はアカウント単位、ORGANIZATION_USAGE は組織単位の確認に使用します。リリースノートには、列定義、権限、保持期間、データ反映遅延、具体的な SQL 例は記載されていません。実際の利用時は、リンク先の Account Usage と Organization Usage の公式リファレンスで列名とアクセス方法を確認してください。
導入ステップ
- Postgres instances を利用している対象アカウントと組織アカウントを特定する。
- 公式リファレンスで両ビューの列定義、権限、保持期間、データ反映遅延を確認する。
- 対象ロールから
POSTGRES_COMPUTE_USAGE_HISTORYview を参照できるか確認する。 - 少量の時間範囲でクエリを実行し、Postgres instances の使用量が期待どおり取得できるか検証する。
- 検証結果を既存のコスト集計や監視処理に組み込むか判断する。
運用上の注意
- このビューが提供するのは Postgres instances の時間単位の compute credit usage です。請求額や総コストを直接返すかどうかは、公式ビュー定義で確認が必要です。
- ACCOUNT_USAGE と ORGANIZATION_USAGE は対象範囲が異なるため、同じ集計結果として扱わないでください。
- 提供ステータスやアクセスに必要な権限は、リリースノート本文だけでは判断できません。
- 時間単位のデータであるため、より細かい粒度の使用量が必要な場合に対応できるかは別途確認が必要です。
制約事項
- エディション、リージョン、前提機能の制約はリリースノートに記載なしです。
- ビューの列名、インスタンス識別方法、利用可能な履歴期間はリリースノートに記載なしです。
- データ反映の遅延、欠損・更新の扱い、利用可能な権限はリリースノートに記載なしです。
- Preview 段階であるとの記載はありません。提供ステータスは公式ドキュメントで確認が必要です。
次に確認すること
- Account Usage と Organization Usage の公式ビューリファレンスで列定義と SQL 例を確認する。
- 対象環境のロール権限、エディション、リージョンでビューが利用可能か検証する。
- データ反映遅延、保持期間、請求データとの対応関係を少量の実データで確認する。
- 既存のコストダッシュボードへ追加する前に、集計粒度とアカウント範囲を設計する。
公式情報
仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。
https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-12-postgres-compute-usage-history-view