なぜ重要か
従来、CIS Benchmarks違反の内容を確認し、修正SQLや対応手順を整理して実行する作業が必要でした。この機能により、対応する違反については、修正計画を確認してから承認付きでSQLを実行できます。CoCoを使う場合は、アカウントの状況に沿った説明と修正手順の提案も受けられます。
対象となるチーム
- Snowflake管理者
- クラウドセキュリティ担当者
- GRC・コンプライアンス担当者
- データプラットフォーム運用チーム
提供条件
- 提供ステータス: General availability
- エディション: リリースノートに記載なし
- リージョン: リリースノートに記載なし
- 前提機能・必要権限: リリースノートに記載なし
ユースケース
- CIS Benchmarks違反の初動対応として、One-click remediationが生成したSQLと実行計画を確認し、承認後に修正を適用する。
- 違反内容をアカウント固有の状況に照らして理解したい場合に、CoCoへ説明と推奨手順を求める。
- セキュリティレビューで、修正を実行する前に計画を確認し、担当者の承認を記録する運用に利用する。
- 複数のCIS Benchmarks violation findingsについて、対応可能なものをTrust Center上で確認し、修正作業の候補を整理する。
仕組みと使い方
Trust Centerでviolation findingsを確認し、対応するCIS Benchmarks violation findingではOne-click remediationを選択します。Trust Centerが修正用SQLを生成して実行計画を表示するため、内容を確認して承認するとSQLが実行されます。CoCoを利用する場合は、CoCoに違反findingの説明と修正方法を求め、提案内容を確認して承認すると、CoCoが修正を実行します。リリースノートには具体的なSQL文やCLIコマンドの例は記載されていません。
導入ステップ
- Trust Centerでviolation findingsを確認する。
- 対応するCIS Benchmarks violation findingを選択し、One-click remediationまたはRemediation with CoCoを開始する。
- 生成されたSQL、実行計画、またはCoCoの説明と推奨手順を確認する。
- 影響範囲と内容を検証し、実行を承認する。
- 実行後にfindingの状態と対象設定を再確認する。
運用上の注意
- SQLや修正手順は、承認後に実行されます。承認前に実行計画と対象設定を確認してください。
- 本番アカウントでは、組織の変更管理、レビュー、承認プロセスと整合させて利用してください。
- CoCoによる修正も自動実行ではなく、ユーザーの承認が必要です。
- 必要な権限や実行主体については、リリースノートに記載がないため、公式ドキュメントで確認してください。
制約事項
- One-click remediationの対象は、対応するCIS Benchmarks violation findingsに限定されます。
- すべてのTrust Center findingsがOne-click remediationに対応するとは、リリースノートに記載されていません。
- One-click remediationおよびCoCoの詳細な対象範囲、権限、実行条件は、リリースノートに記載なしです。
- エディション別・リージョン別の提供条件は、リリースノートに記載されていません。
次に確認すること
- 公式のOne-click remediation手順で、対象finding、必要権限、生成SQLの確認方法を確認する。
- 公式のRemediation with CoCo手順で、利用条件、承認フロー、実行結果の確認方法を確認する。
- 検証用アカウントで代表的なCIS Benchmarks violation findingを選び、修正計画と実行結果をテストする。
- 自社の変更管理・監査要件と、承認前後に取得できる記録を照合する。
公式情報
仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。
https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-14-trust-center-remediation-ga