なぜ重要か
従来は、オブジェクト種別を一律に扱うだけでは、temporary tableやserverless taskなど、属性に基づく作成制御を表現しにくい場合がありました。この機能により、許可するオブジェクト種別の中から、リクエスト属性に応じて特定の作成をブロックできます。
対象となるチーム
- Snowflakeアカウント管理者
- データプラットフォーム・基盤運用チーム
- セキュリティおよびガバナンス担当者
- CI/CDやIaCでSnowflakeオブジェクトを作成する運用担当者
提供条件
- 提供ステータス: General availability
- 公開日: 2026-08-16
- DESCRIBE FEATURE POLICYもGeneral availability
- エディション、リージョン、前提機能: リリースノートに記載なし
ユースケース
- 通常のテーブル作成は許可しつつ、temporary tableの作成をブロックする。永続化を前提としたデータ管理ルールを適用する用途です。
- taskの作成は許可しつつ、serverless taskの作成をブロックする。利用する実行方式を統制したい場合に使えます。
- CI/CDや開発者によるオブジェクト作成に対して、リクエスト属性に応じた組織ルールを適用する。具体的な属性や条件は公式のFeature policy rules仕様で確認が必要です。
- 既存のFeature policyのYAML定義をDESCRIBE FEATURE POLICYで確認し、意図したルールが設定されているかを監査する。
仕組みと使い方
Feature policyにYAML本文を持たせ、リクエスト属性を条件としてオブジェクト作成をブロックします。リリースノートで示されている確認方法は次のとおりです。DESCRIBE FEATURE POLICY <policy_name>; 実行結果のpolicy_definitionプロパティにポリシーのYAML本文が表示されます。YAMLの具体的なスキーマ、作成・変更・適用方法、利用可能な属性や条件式は、リンク先のFeature policy rules公式ドキュメントで確認してください。
導入ステップ
- 公式のFeature policy rulesドキュメントで、対象オブジェクト、条件に使えるリクエスト属性、YAMLスキーマを確認する。
- 適用対象の開発用または検証用環境で、temporary tableやserverless taskなど対象ユースケースを整理する。
- 必要な条件をYAMLで定義したFeature policyを作成または更新する方法と、必要な権限を確認する。
- 検証環境で許可対象とブロック対象のオブジェクト作成を実行し、期待どおりの結果になるか確認する。
- DESCRIBE FEATURE POLICYを実行し、policy_definitionに保存されたYAML本文をレビューする。
- 影響範囲、例外運用、ロール権限を確認したうえで、本番環境への適用手順を決定する。
運用上の注意
- 条件に一致したオブジェクト作成がブロックされるため、既存のデプロイ、自動化、開発者ワークフローに影響する可能性があります。
- temporary tableやserverless taskを利用している処理を事前に棚卸しし、意図しない作成失敗を確認してください。
- DESCRIBE FEATURE POLICYで確認できるのはpolicy_definitionプロパティに表示されるYAML本文です。実際の評価結果やエラーメッセージの詳細は公式ドキュメントで確認が必要です。
- ポリシーの変更・適用に必要な権限や、既存ポリシーとの関係はリリースノートに記載されていません。
制約事項
- 利用可能なオブジェクト種別、リクエスト属性、YAMLの詳細な記法は、提示されたリリースノート本文だけでは特定できません。
- ポリシーがどのアカウント階層またはオブジェクト階層で適用されるかは、リリースノートに記載なしです。
- 例外設定、既存オブジェクトへの影響、ポリシー競合時の評価順序は、リリースノートに記載なしです。
- エディション別・リージョン別の提供条件は、リリースノートに記載なしです。
次に確認すること
- 公式のFeature policy rulesドキュメントで、YAMLスキーマ、対応属性、対象オブジェクト、作成・適用SQLを確認する。
- 対象アカウントでFeature policyの作成・変更・確認に必要な権限と提供条件を確認する。
- 開発・検証環境で許可ケースとブロックケースをテストし、CI/CDや既存タスクへの影響を記録する。
- DESCRIBE FEATURE POLICYのpolicy_definition出力を使い、ポリシー定義のレビューおよび変更管理方法を検証する。
公式情報
仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。
https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-16-feature-policy-rules-ga