SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

CoCoの全インターフェース利用量を一元把握するSNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY

New SNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY view in Account Usage and Organization Usage (General availability)

2026-08-17機能アップデートGeneral availability

管理者やFinOps担当者が、CLI・Desktop・SnowsightのCoCo利用量、トークン、クレジットをリクエスト単位で横断確認できます。

SNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORYは、CoCoの利用履歴を統合して確認できるビューです。ACCOUNT_USAGEとORGANIZATION_USAGEの両方で一般提供され、CLI、Desktop、Snowsightからの利用を一つのビューで扱えます。各行は単一リクエストを表し、集計トークン数・クレジット数とモデル別の詳細を確認できます。INTERFACE列により、リクエスト元のインターフェースも識別できます。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
Snowflakeアカウント管理者
AVAILABILITY
General availability
01

なぜ重要か

従来は、CLI、Desktop、Snowsightの利用履歴がインターフェース別のビューに分かれていました。このビューにより、CoCo全体の利用状況を横断的に確認しやすくなり、インターフェース別の内訳も同じデータセットで分析できます。

02

対象となるチーム

  • Snowflakeアカウント管理者
  • FinOps・クラウドコスト管理チーム
  • データ基盤・プラットフォーム運用チーム
  • CoCoの利用状況を監査・分析するセキュリティまたはガバナンス担当者
03

提供条件

  • General availability
  • SNOWFLAKE.ACCOUNT_USAGEスキーマで提供
  • SNOWFLAKE.ORGANIZATION_USAGEスキーマで提供
  • 対象インターフェースはCoCo CLI、CoCo Desktop、CoCo in Snowsight
  • エディション、リージョン、追加の前提機能はリリースノートに記載なし
04

ユースケース

  • CoCoの利用コストをインターフェース横断で集計し、CLI・Desktop・Snowsightのどれがクレジット消費に寄与しているかを確認する。
  • リクエスト単位のトークン数とクレジット数を分析し、利用量の多いユーザーや期間を特定する。
  • モデル別のトークン・クレジット内訳を確認し、利用パターンやコスト構成を分析する。
  • ACCOUNT_USAGEで単一アカウントを、ORGANIZATION_USAGEで組織内アカウントを対象にCoCo利用状況を比較する。
05

仕組みと使い方

ビューを完全修飾名で参照し、INTERFACE、トークン、クレジット、モデル別内訳を必要な列だけ選択して集計します。まずは次のように、ACCOUNT_USAGEの利用履歴を確認できます。

SELECT *
FROM SNOWFLAKE.ACCOUNT_USAGE.SNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY;

組織全体を確認する場合は、次のビューを参照します。

SELECT *
FROM SNOWFLAKE.ORGANIZATION_USAGE.SNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY;

実運用では、利用時刻などの期間条件を付け、INTERFACEごとのクレジット集計や、モデル別の詳細列を使った分析を行います。具体的な列名、データ型、保持期間、データ反映遅延、必要権限はSNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY viewの公式ドキュメントで確認してください。

06

導入ステップ

  1. SNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY viewの公式ドキュメントで列定義、権限、保持期間、反映遅延を確認する。
  2. ACCOUNT_USAGEで対象アカウントのビューを参照し、CoCoからテストリクエストを実行した記録が取得できるか検証する。
  3. INTERFACE列とクレジット列を使い、CLI・Desktop・Snowsight別の集計結果を確認する。
  4. 複数アカウントを管理する場合は、ORGANIZATION_USAGEで組織横断の参照可否と集計粒度を検証する。
  5. 既存のインターフェース別ビューとの件数・クレジット集計の対応関係を確認して、監視やコストレポートへの組み込み方を決める。
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運用上の注意

  • 同じ利用状況を全体ビューとインターフェース別ビューの双方から集計する場合は、レポート上の重複計上が起きないよう集計元を整理する。
  • 各行は単一リクエストを表すため、リクエスト単位の件数とトークン・クレジットの合計値を混同しないようにする。
  • モデル別の詳細は集計用の構造化データとして提供されるため、分析時は公式ドキュメントの列定義とデータ構造を確認する。
  • 必要なロールや権限、データ反映のタイミングについては、リリースノートに記載がないため、導入前に公式リファレンスで確認する。
08

制約事項

  • エディション別・リージョン別の提供条件はリリースノートに記載なし。
  • ビューの保持期間、データ反映遅延、アクセス権限、列定義の詳細は、提示されたリリースノート本文だけでは確認できない。
  • CoCoの利用そのものを有効化・制御する機能ではなく、利用履歴を参照するためのビューである。
  • 具体的なアラート機能、ダッシュボード、予算上限、利用制限はリリースノートに記載なし。
09

次に確認すること

  • SNOWFLAKE_COCO_USAGE_HISTORY viewの公式リファレンスで、列定義、権限、保持期間、反映遅延を確認する。
  • ACCOUNT_USAGEとORGANIZATION_USAGEの参照権限を、実際の運用ロールで検証する。
  • 既存のCORTEX_CODE_CLI_USAGE_HISTORY、CORTEX_CODE_DESKTOP_USAGE_HISTORY、CORTEX_CODE_SNOWSIGHT_USAGE_HISTORYとの集計結果を比較する。
  • 1〜2週間分の実データで、インターフェース別・ユーザー別・モデル別のコストレポート化が可能か検証する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-17-snowflake-coco-usage-history-view