SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

ODBC Driver 4.0.0-rc1でUniversal Coreへ移行

ODBC Driver (v4.0.0-rc1)

2026-08-19機能アップデート

ODBC利用者はUniversal Core基盤の新しいODBC Driverを専用環境で検証し、3.xとの差分を確認できる

ODBC Driver 4.0.0-rc1は、Universal Core上に再構築された新しいODBC Driver系列です。Universal Coreはネットワーク、認証、結果セット取得、ステージ転送を担う共有Rustライブラリで、ODBCラッパー自体はプロトコル処理を持ちません。初回のpublic previewとしてrelease candidate形式で提供され、3.xとは別にダウンロードします。ソースコードはSnowflake drivers repositoryで公開されています。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
ODBC接続を管理するデータ基盤・インフラチーム
AVAILABILITY
初回public previewで、release candidateとして提供
01

なぜ重要か

従来の3.x Driverとは実装基盤、設定ファイル、証明書失効確認の方式が変わります。プロセス全体の設定・ログにはsf.odbc.iniを使い、DSNや接続文字列の外部で接続パラメータを管理するconnections.tomlも利用できます。一方、3.xとの間にbreaking behavior changesがあるため、既存環境への即時置き換えではなく互換性検証が必要です。

02

対象となるチーム

  • ODBC接続を管理するデータ基盤・インフラチーム
  • BI・ETL・帳票アプリケーションの運用担当者
  • 認証、プロキシ、TLS、証明書失効確認を担当するセキュリティチーム
  • Snowflakeクライアント標準化や移行計画を担当するアーキテクト
03

提供条件

  • 初回public previewで、release candidateとして提供
  • 3.xとは別の新しいバージョン系列として配布
  • 同一マシンにインストールすると3.x Driverが置き換えられる
  • エディション、リージョン、追加の前提機能はリリースノートに記載なし
  • 2026年8月19日公開
04

ユースケース

  • 専用VMやコンテナで既存のBI・ETLワークロードを接続し、3.xとの動作差分を評価する。
  • connections.tomlを使い、DSNや接続文字列から接続パラメータを分離して運用する。
  • sf.odbc.iniでプロセス全体のログとDriver設定を集中管理する。
  • Universal Coreベースの共通実装や公開ソースコードを確認し、将来のDriver標準化や障害解析の材料にする。
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仕組みと使い方

専用ホスト、VM、またはコンテナに4.0.0-rc1をインストールして検証します。設定ファイルは従来のsimba.snowflake.iniではなくsf.odbc.iniを使用します。接続パラメータはDSNや接続文字列に加えてconnections.tomlのプロファイルにも設定できます。証明書失効確認はCRLを使用し、既定では無効です。3.x向けのOCSP固有の接続パラメータは受け付けられません。リリースノートには具体的なインストールコマンドや接続文字列の例は記載されていません。

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導入ステップ

  1. ODBC Driver built on the Universal Coreの公式インストール手順とBehavior differencesを確認する。
  2. 本番と分離した専用ホスト、VM、またはコンテナを用意する。
  3. 4.0.0-rc1を3.xとは別に取得し、既存の3.x利用環境を直接上書きしない構成を確認する。
  4. sf.odbc.ini、connections.toml、DSN、接続文字列の設定を検証環境向けに準備する。
  5. 代表的な認証、クエリ、結果取得、ステージ転送、プロキシ経由接続を実行して3.xとの差分を記録する。
  6. BehaviorDifferences.yamlの全項目を確認し、本番導入可否を判断する。
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運用上の注意

  • 同一マシンへのインストールで3.x Driverが置き換えられるため、既存の共有環境で試験しないでください。
  • 4.0.0-rc1は3.xに対するbreaking behavior changesを含みます。接続や認証だけでなく、結果取得やステージ転送も回帰テストの対象にしてください。
  • CRLによる証明書失効確認は既定で無効です。組織のTLS・証明書運用要件に合わせて設定と通信要件を確認してください。
  • OCSP固有の接続パラメータは受け付けられないため、既存の接続設定をそのまま移行できるとは限りません。
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制約事項

  • public previewかつrelease candidateであり、正式提供版とは位置付けが異なります。
  • 3.xとの完全な互換性は保証されず、Behavior differencesに記載された変更の影響を受けます。
  • 同一マシン上で4.0.0-rc1と3.xを共存させる運用は、リリースノート上で案内されていません。
  • エディション別の利用可否、リージョン制約、対応OS・アーキテクチャの詳細はリリースノートに記載なし。
  • 具体的なインストールコマンド、接続文字列例、connections.tomlの詳細なスキーマは提示された本文に記載なし。
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次に確認すること

  • 公式のSnowflake ODBC Driver built on the Universal Core、Configuration differences、Behavior differences、移行ガイダンスを確認する。
  • BehaviorDifferences.yamlを取得し、利用中の認証方式、OCSP設定、ログ設定、DSN、接続文字列との影響を照合する。
  • 専用VMまたはコンテナで接続、クエリ、結果取得、ステージ転送、障害時ログを検証する。
  • エディション、リージョン、対応OS、サポート方針、preview利用に関する組織内の承認条件を確認する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/clients-drivers/odbc-2026