なぜ重要か
従来は、組織内のmember accountの扱いや新規アカウントのtenant type、許可メールドメインを確認・管理するための組織横断の画面が明確ではありませんでした。この機能により、organization accountからこれらの設定をまとめて確認・変更でき、許可外ドメインによるセキュリティ上の事象をTrust Centerで把握する契機を得られます。
対象となるチーム
- Snowflake組織管理者・GLOBALORGADMIN担当者
- クラウド基盤・Snowflakeプラットフォームチーム
- IAM・認証基盤チーム
- セキュリティ運用・Trust Center担当者
提供条件
- 提供ステータスはPreviewです。
- organization accountが必要です。
- 利用できるロールはGLOBALORGADMINに限定されます。
- エディションおよびリージョンの条件はリリースノートに記載なし。
- より細 granular なapplication roleは現時点で利用できません。
ユースケース
- 組織内のmember accountをinternalまたはexternalに分類し、アカウントの性質を組織単位で整理する。
- 新しく作成されるアカウントのdefault tenant typeを設定し、組織の標準方針に合わせる。
- 自社や委託先で利用するメールドメインをallowlistとして管理する。
- allowlistにないドメインからのログインに関連するTrust Center security violationの通知を、セキュリティ運用の確認対象にする。
仕組みと使い方
organization accountにサインインし、GLOBALORGADMINロールへ切り替えます。SnowsightでOrganization Hubを開き、Command centerに移動して、3rd party access configurationタイルを選択します。画面上でmember accountのinternal/external分類、新規アカウントのdefault tenant type、許可メールドメインのallowlistを管理します。リリースノートにはSQLやCLIコマンドの例は記載されていません。
導入ステップ
- organization accountで利用対象とする管理者を特定し、GLOBALORGADMINロールの付与状況を確認する。
- Snowsightにorganization accountでサインインする。
- GLOBALORGADMINロールへ切り替え、Organization HubのCommand centerを開く。
- 3rd party access configurationタイルを開き、member accountの分類、default tenant type、許可メールドメインを確認する。
- 変更前の組織方針と照合して設定を適用し、Trust Center security violationの通知運用を確認する。
運用上の注意
- Preview機能のため、導入前に検証環境または限定的な対象で動作と運用影響を確認してください。
- allowlistにないドメインからのログインはTrust Center security violationになる可能性がありますが、リリースノートにはログインをブロックするとは記載されていません。
- 2026年8月から違反に対する通知が送信されるため、通知先や対応手順は既存のTrust Center運用と照合してください。
- internalとexternalの分類基準やtenant typeの具体的な意味は、関連ドキュメントで確認してください。
制約事項
- Preview段階の機能であり、一般提供とは異なる仕様変更や制約があり得ます。
- organization accountが必須で、通常のmember accountからは利用できません。
- アクセスはGLOBALORGADMINに限定され、より granular なapplication roleはまだ提供されていません。
- エディション、リージョン、利用開始に別途必要な有効化条件はリリースノートに記載なし。
- SQL、CLI、APIによる設定方法はリリースノートに記載なし。
次に確認すること
- 公式のOrganization Command CenterおよびCommand Center 3rd party access configurationドキュメントで、各設定項目の定義と変更手順を確認する。
- organization account、GLOBALORGADMIN、関連するOrganization Hubの前提条件を確認する。
- internal/external分類、default tenant type、許可メールドメインの組織ポリシー案を作成し、少数アカウントで検証する。
- Trust Center security violationの検知・通知内容と、セキュリティチームの対応フローを確認する。
公式情報
仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。