なぜ重要か
従来、client-side encrypted stagesや、公開ネットワークアクセスを制限したアカウントでは、これらの文書処理機能を利用できない場合がありました。今回の対応により、暗号化とネットワーク制限を維持した環境で、ステージ上の文書をAI_EXTRACTおよびAI_PARSE_DOCUMENTから処理できるようになります。
対象となるチーム
- Snowflake基盤・クラウドインフラ担当チーム
- データエンジニアリングチーム
- セキュリティ・コンプライアンス担当チーム
- 文書データ活用・AI分析担当チーム
提供条件
- 提供ステータス: General availability
- client-side encryptionおよびserver-side encryptionを使用するステージに対応
- PrivateLinkまたはステージへの公開ネットワークアクセスを制限するネットワークポリシーを使用するアカウントに対応
- エディション: リリースノートに記載なし
- リージョン: リリースノートに記載なし
ユースケース
- 外部ステージに保存したclient-side encrypted documentsから、契約情報や請求情報をAI_EXTRACTで抽出する。
- PrivateLinkを利用する企業アカウントで、公開ネットワークアクセスを制限したまま文書をAI_PARSE_DOCUMENTで解析する。
- server-side encrypted stagesに保存済みの文書処理を、今回対応したネットワーク制限環境へ拡張する。
- 暗号化要件のある文書をステージに保管し、AI_EXTRACTとAI_PARSE_DOCUMENTを使った後続のデータ活用につなげる。
仕組みと使い方
ステージ上の対象文書を指定してAI_EXTRACTまたはAI_PARSE_DOCUMENTを使用します。今回のリリースノートには具体的なSQL構文やコマンド例は記載されていません。実際の構文、必要な権限、対応するステージ設定は、公式ドキュメントの「Extracting information from documents with AI_EXTRACT」および「Parsing documents with AI_PARSE_DOCUMENT」を確認してください。
導入ステップ
- 対象文書をclient-side encryptionまたはserver-side encryptionを使用するステージに配置します。
- 外部ステージを利用する場合は、Snowflake側でclient-side encryptionが設定されていることを確認します。
- PrivateLinkまたはネットワークポリシーによって、対象ステージへのアクセスが制限されている構成を確認します。
- 公式ドキュメントでAI_EXTRACTまたはAI_PARSE_DOCUMENTの構文と前提条件を確認します。
- 代表的な文書を使い、現在の暗号化・ネットワーク構成で処理できるか検証します。
運用上の注意
- client-side encryptionを使用する外部ステージでは、Snowflakeでの暗号化設定が正しく構成されている必要があります。
- ネットワーク制限環境では、PrivateLinkやネットワークポリシーの設定がステージへのアクセスを妨げないか確認してください。
- 必要な権限、暗号鍵、ステージ設定の詳細はリリースノートに記載されていないため、公式ドキュメントで確認が必要です。
- General availabilityであっても、既存のセキュリティ設定や運用手順への影響は環境ごとに検証してください。
制約事項
- 対応するエディションやリージョンの詳細は、リリースノートに記載されていません。
- 必要な権限、暗号鍵管理、ステージ設定の具体的な要件は、リリースノートに記載されていません。
- 具体的なSQL構文やコマンド例、対応ファイル形式の詳細は、リリースノートに記載されていません。
- PrivateLink以外のネットワークポリシーについて、個別の構成要件や非対応条件はリリースノートに記載されていません。
次に確認すること
- AI_EXTRACTの公式ドキュメントで、文書抽出の構文、権限、対応ファイル形式を確認する。
- AI_PARSE_DOCUMENTの公式ドキュメントで、解析方法とステージ参照の前提条件を確認する。
- 利用中のエディション、リージョン、client-side encryption、PrivateLink、ネットワークポリシーの適用状況を確認する。
- 本番投入前に、暗号化ステージとネットワーク制限を維持した検証環境で代表文書を処理する。
公式情報
仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。