SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Agent skillsからCortex Extensionを一括参照可能に

Cortex Extension references in agent skills (General availability)

2026-08-26機能アップデートGeneral availability

Agent管理者はCortex Extensionを参照するだけで、更新を反映した複数のmember skillsをエージェントで利用できます

Agent skillからCortex Extensionを参照する機能がGeneral availabilityになりました。skillのsource typeにCORTEX_EXTENSIONを指定し、pathにExtensionの完全修飾名を設定します。Snowflakeはリクエスト時に参照をExtensionのmember skillsへ展開するため、各skillを個別に列挙する必要がありません。Extensionの更新は、それを参照するすべてのagentに反映されます。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
Cortex Agentを設計・管理するデータエンジニア
AVAILABILITY
提供ステータス: General availability
01

なぜ重要か

従来は、Extensionに含まれる各skillをagentごとに個別列挙する必要がありました。この機能ではExtension単位で参照でき、Extensionの更新が参照先のすべてのagentへリクエスト時に反映されます。アクセス制御はExtensionオブジェクトに対するREAD privilegeで行われます。

02

対象となるチーム

  • Cortex Agentを設計・管理するデータエンジニア
  • Cortex Extensionを開発・運用するAIプラットフォームチーム
  • Snowflakeのオブジェクト権限を管理するセキュリティ・データ基盤管理者
03

提供条件

  • 提供ステータス: General availability
  • エディション: リリースノートに記載なし
  • リージョン: リリースノートに記載なし
  • 前提機能: Agent skillsおよび参照対象のCortex Extensionが必要。詳細はリリースノートに記載なし
04

ユースケース

  • 複数のmember skillsを含むCortex Extensionを、agentのskill構成へまとめて組み込む。
  • 共通のCortex Extensionを複数のagentから参照し、Extension側の更新を各agentへ反映する。
  • Extensionの公開範囲をREAD privilegeで制御し、agentが利用できる機能をSnowflakeの権限管理と連動させる。
  • Extensionにmember skillsを追加・更新する運用で、agentごとのskill一覧変更を減らす。
05

仕組みと使い方

Agent skillのsource typeをCORTEX_EXTENSIONに設定し、pathに参照するCortex Extensionの完全修飾名を指定します。例えば、skill定義の該当項目を次のように設定します。

source type: CORTEX_EXTENSION
path: <Extensionの完全修飾名>

リクエスト時にSnowflakeがExtension参照をmember skillsへ展開するため、member skillsを個別に列挙する必要はありません。参照元のagentがExtensionを利用するには、対象Extensionオブジェクトに対するREAD privilegeが必要です。具体的なSQL構文やskill定義の完全な形式は、公式のAgent skillsドキュメントで確認してください。

06

導入ステップ

  1. 参照対象のCortex Extensionと、その完全修飾名を確認します。
  2. Agent skillsの定義で、skillのsource typeをCORTEX_EXTENSIONに設定します。
  3. pathにCortex Extensionの完全修飾名を設定します。
  4. agentが対象Extensionに対するREAD privilegeを持つことを確認します。
  5. テスト用リクエストを実行し、Extensionのmember skillsが利用可能になることを検証します。
07

運用上の注意

  • アクセス可否はExtensionオブジェクトのREAD privilegeで制御されます。agentを実行するロールや権限設計を事前に確認してください。
  • Extensionの更新は、それを参照するすべてのagentに反映されます。更新内容が複数のagentへ及ぼす影響を確認してから変更してください。
  • pathにはExtensionの完全修飾名が必要です。名前の指定誤りがないか確認してください。
08

制約事項

  • member skillsの個別列挙は不要になりますが、Extension内のmember skillsの選択的な参照可否についてはリリースノートに記載なしです。
  • リクエスト時の展開動作の詳細、キャッシュ、性能特性についてはリリースノートに記載なしです。
  • エディション、リージョン別の利用条件はリリースノートに記載なしです。
09

次に確認すること

  • 公式のAgent skillsドキュメントで、CORTEX_EXTENSIONの定義形式と完全なSQL・設定例を確認する。
  • 検証用Extensionに対するREAD privilegeを付与し、agentからmember skillsを利用できるかテストする。
  • 既存agentで個別列挙しているskillとExtension参照の結果を比較し、更新時の影響範囲を確認する。
  • 利用可能なエディション・リージョンおよび関連する前提条件をSnowflake公式ドキュメントで確認する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-26-agent-skills-cortex-extension-references-ga