なぜ重要か
従来はorganization userがPERSONとして扱われ、サービスやアプリケーションを人間ユーザーと区別できませんでした。種別を明示することで、organization user groupのimport時にSERVICE userを作成でき、SYSTEM$LINK_ORGANIZATION_USERでも互換性のある種別のユーザーだけをlink対象にできます。
対象となるチーム
- Snowflake組織管理者
- アカウント管理者・IAM管理者
- サービスアカウントやアプリケーション連携を設計するデータ基盤チーム
- organization user groupの運用担当者
提供条件
- 提供ステータス: General availability
- 公開日: 2026-08-26
- エディション: リリースノートに記載なし
- リージョン: リリースノートに記載なし
ユースケース
- 外部サービスや自動化アプリケーションをSERVICE organization userとして登録し、人間ユーザーと区別して管理する。
- organization user groupをアカウントへimportする際に、SERVICE organization userからSERVICE userを作成する。
- PERSON organization userとSERVICE organization userを分け、誤った種別のローカルユーザーへのlinkを防ぐ。
- 既存のorganization user連携を確認し、サービス用途のユーザーをSERVICEへ移行できるか検証する。なお、作成後の種別変更はできません。
仕組みと使い方
organization userの作成時にTYPEプロパティへPERSONまたはSERVICEを指定します。サービスやアプリケーションを表す場合はSERVICEを指定し、TYPEを指定しない場合はPERSONとして作成されます。アカウント管理者がorganization user groupをimportすると、SERVICE organization userについては通常のアカウント内にSERVICE userが作成されます。既存ユーザーとのlinkにはSYSTEM$LINK_ORGANIZATION_USERを使用しますが、organization userとローカルユーザーの種別が互換である必要があります。具体的なSQL構文や権限要件は、CREATE ORGANIZATION USERおよびSYSTEM$LINK_ORGANIZATION_USERの公式ドキュメントで確認してください。
導入ステップ
- サービスまたは人間を表すorganization userを棚卸しし、それぞれの種別を決める。
- CREATE ORGANIZATION USERの公式ドキュメントでTYPEプロパティの指定方法と必要な権限を確認する。
- 検証環境でPERSONまたはSERVICEを指定してorganization userを作成する。
- organization user groupをアカウントへimportし、作成されるローカルユーザーの種別を確認する。
- SYSTEM$LINK_ORGANIZATION_USERで既存ユーザーとのlinkを試し、種別互換性を検証する。
運用上の注意
- TYPEを指定しない場合はPERSONになるため、サービス用途ではSERVICEを明示してください。
- organization userの種別は作成後に変更できません。誤った種別を設定した場合の修正方法を事前に確認してください。
- 既存ユーザーとのlinkでは、organization userとローカルユーザーの種別互換性が必要です。
- organization user groupのimport結果として作成されるユーザー種別を、本番反映前に検証してください。
制約事項
- organization userで利用できる種別はPERSONとSERVICEのみです。
- 作成後のorganization userの種別変更には対応していません。
- PERSONとSERVICEの具体的な互換性ルールは、提示されたリリースノート本文には記載されていません。
- エディション、リージョン、詳細な権限要件はリリースノートに記載なしです。
次に確認すること
- Organization user types、Types of users、CREATE ORGANIZATION USERの公式ドキュメントで詳細仕様を確認する。
- SYSTEM$LINK_ORGANIZATION_USERの引数、権限、種別互換性を検証する。
- organization user groupのimport手順と、SERVICE user作成時の挙動をテスト環境で確認する。
- エディションおよび利用リージョンでの提供状況をSnowflake公式情報またはサポート窓口に確認する。
公式情報
仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。
https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-26-organization-user-types