SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Snowflake上のdbtプロジェクトオブジェクトで扱えるファイル数を100,000件に拡大

Increased file limit for deployed dbt project objects

2026-08-27機能アップデート

大規模なdbtプロジェクトを運用するチームが、生成物や依存パッケージを含め最大100,000ファイルまでデプロイ可能になる

Snowflake上のdeployed dbt project objectに含められるファイル数の上限が、従来の20,000件から100,000件へ引き上げられました。対象はプロジェクトディレクトリとすべてのサブディレクトリにあるファイルです。models/だけでなく、target/、dbt_packages/、logs/などの生成フォルダ内のファイルも件数に含まれます。提供ステータスはリリースノートに記載なしです。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
大規模dbtプロジェクトを管理するデータエンジニアリングチーム
AVAILABILITY
公開日: 2026-08-27
01

なぜ重要か

従来は、モデル数や依存パッケージ、生成ログなどが増えた大規模プロジェクトで、20,000ファイル制限に達する可能性がありました。今回の変更により、deployed dbt project objectでは許容ファイル数が80,000件増え、より大きなプロジェクト構成を維持しやすくなります。

02

対象となるチーム

  • 大規模dbtプロジェクトを管理するデータエンジニアリングチーム
  • dbtのCI/CDデプロイを担当するプラットフォーム・DevOpsチーム
  • 多数のdbtパッケージや生成物を扱う分析基盤チーム
  • Snowflake上のdbt project objectの運用設計・容量管理担当者
03

提供条件

  • 公開日: 2026-08-27
  • 提供ステータス: リリースノートに記載なし
  • エディション: リリースノートに記載なし
  • リージョン: リリースノートに記載なし
  • 対象: Snowflake上のdeployed dbt project object
04

ユースケース

  • 多数のmodels/、macros/、tests/を含む大規模な分析基盤を、プロジェクト分割を急がずにデプロイする。
  • dbt_packages/に依存パッケージを同梱する構成で、パッケージファイルの増加による上限超過リスクを抑える。
  • target/やlogs/などの生成ファイルが蓄積する運用で、デプロイ可能なファイル総数の余裕を確保する。
  • 複数ドメインや多数チームのモデルを単一のdbt project objectで管理している環境で、ファイル数を確認しながら継続運用する。
05

仕組みと使い方

既存のdbt project objectのデプロイ手順を使い、プロジェクトディレクトリ配下の総ファイル数が100,000件以下であることを確認します。件数はmodels/などのソースファイルだけでなく、target/、dbt_packages/、logs/を含む全サブディレクトリのファイルを合算して判定されます。リリースノートには、この機能専用のSQLやコマンド例は記載されていません。デプロイ前に、CI/CDまたはローカル環境でプロジェクト全体のファイル数を測定してください。

06

導入ステップ

  1. 対象プロジェクトの全サブディレクトリを含むファイル数を測定し、target/、dbt_packages/、logs/などの生成物も集計します。
  2. 100,000件を超える場合は、不要な生成物や重複ファイルを整理し、必要に応じてプロジェクト構成を見直します。
  3. 利用中のSnowflake CLIまたはSQLによる既存のdbt project objectデプロイ手順で検証環境へデプロイします。
  4. デプロイ結果とdbt project objectの実行可否を確認し、ログや生成物を含む運用後のファイル増加も測定します。
  5. 本番適用前に、CI/CDのデプロイ処理とファイル数チェックへ上限監視を組み込みます。
07

運用上の注意

  • ファイル数はmodels/だけではなく、プロジェクトディレクトリと全サブディレクトリの合計です。
  • dbt_packages/やlogs/など、実行や依存関係によって増えるファイルも上限に含まれるため、初回デプロイ時だけでなく運用後の増加も確認してください。
  • 参照先の制約事項ページにはworkspace上のdbtプロジェクトについて20,000ファイル制限の記載があるため、workspaceからデプロイする場合の適用範囲を公式ドキュメントで確認してください。
  • ファイル数上限の拡大は、Snowflakeのウェアハウス性能、dbt実行時間、ストレージやコンピュートコストの改善を意味するものではありません。
08

制約事項

  • 上限は100,000ファイルであり、これを超えるプロジェクトがサポートされるとは記載されていません。
  • ファイルサイズ、プロジェクトのモデル数、dbt実行時間に関する上限変更はリリースノートに記載なしです。
  • workspace上のdbtプロジェクトに適用されるファイル数制限が同じ100,000件へ変更されたかは、リリースノートだけでは確認できません。
  • エディション、リージョン、Previewかどうかなどの提供条件はリリースノートに記載なしです。
09

次に確認すること

  • 公式のdbt Projects on Snowflakeの制約事項ページで、deployed dbt project objectとworkspaceのファイル数制限の適用範囲を確認する。
  • 対象プロジェクトについて、通常時とdbt deps・実行後の全ファイル数を測定する。
  • 検証環境でデプロイとEXECUTE DBT PROJECTの実行を行い、CI/CD経由でも同じ結果になるか確認する。
  • エディション、リージョン、権限、利用中のdbtバージョンに関する適用条件をSnowflake公式情報またはアカウント担当者に確認する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-27-dbt-projects-on-snowflake-file-limit