SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Cortex Agents asynchronous APIで切断後も継続する長時間実行

Cortex Agents asynchronous API (General availability)

2026-08-30機能アップデートGeneral availability

Cortex Agentsの利用者は、クライアント切断後も最大6時間継続するAgent実行を開始し、後から結果を取得できます。

Cortex Agents asynchronous APIがGeneral availabilityになりました。Agent run requestでbackgroundフィールドをtrueにすると、クライアント切断後も継続する長時間ジョブを開始できます。ジョブのタイムアウトは6時間です。実行結果にはStream Agent Run endpointで再接続でき、SQLを使用する場合はTHREAD_MESSAGES (SNOWFLAKE.CORTEX)をポーリングできます。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
Cortex Agentsを組み込むアプリケーション開発チーム
AVAILABILITY
提供ステータス: General availability
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なぜ重要か

従来は、クライアントとの接続が切れると長時間のAgent実行を継続・追跡しにくい課題がありました。background実行により、接続状態に依存せずジョブを継続し、後からストリーミングまたはSQLで状態・メッセージを確認できるようになります。

02

対象となるチーム

  • Cortex Agentsを組み込むアプリケーション開発チーム
  • AI基盤・データ基盤チーム
  • 長時間のAgent処理を運用する業務システム担当者
  • Snowflake管理者・セキュリティ担当者
03

提供条件

  • 提供ステータス: General availability
  • AWSおよびMicrosoft Azureで提供
  • Background runsにはthreadが必要
  • エディションの記載: リリースノートに記載なし
04

ユースケース

  • 長時間のデータ分析や調査をAgentに実行させ、利用者がブラウザやクライアントを閉じた後に結果を確認する。
  • バッチ型のAgent処理を開始し、アプリケーションの再接続後にStream Agent Run endpointから実行結果を取得する。
  • SQLベースの運用処理でAgentをバックグラウンド実行し、THREAD_MESSAGES (SNOWFLAKE.CORTEX)をポーリングしてメッセージを確認する。
  • 対話型UIで開始した処理を非同期ジョブとして扱い、ネットワーク切断や一時的なクライアント停止の影響を抑える。
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仕組みと使い方

Agent run requestにbackgroundフィールドをtrueとして指定します。Background runsにはthreadが必要です。リクエストの指定例は次のとおりです。

{
"background": true,
"thread": "<thread>"
}

実行開始後は、Stream Agent Run endpointに再接続して結果を取得できます。SQLを使用する場合は、THREAD_MESSAGES (SNOWFLAKE.CORTEX)をポーリングします。具体的なエンドポイントのパラメーター、threadの形式、SQL構文はCortex Agents Run APIの公式ドキュメントで確認してください。

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導入ステップ

  1. 対象リージョンがAWSまたはMicrosoft Azureであることを確認する。
  2. Cortex Agents Run APIの仕様を確認し、Background runsで使用するthreadを用意する。
  3. Agent run requestにbackground=trueを設定して実行を開始する。
  4. クライアント切断後は、Stream Agent Run endpointへの再接続またはTHREAD_MESSAGES (SNOWFLAKE.CORTEX)のポーリングで進行状況と結果を確認する。
  5. 6時間のタイムアウトを前提に、業務処理の完了条件と失敗時の扱いを検証する。
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運用上の注意

  • background実行にはthreadが必須です。threadを指定しない構成では利用できません。
  • クライアント切断後もジョブは継続するため、再接続やポーリングによる結果取得の処理をアプリケーション側で設計する必要があります。
  • タイムアウトは6時間です。処理時間がこれを超える可能性がある場合の挙動は、公式APIドキュメントで確認してください。
  • Stream Agent Run endpointとTHREAD_MESSAGES (SNOWFLAKE.CORTEX)の使い分けは、利用するAPI方式や運用形態に合わせて検証してください。
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制約事項

  • Background runsのタイムアウトは6時間です。
  • Background runsにはthreadが必要です。
  • 提供対象として明記されているのはAWSおよびMicrosoft Azureです。その他のクラウドやリージョンについてはリリースノートに記載なしです。
  • エディション、必要な権限、同時実行数、料金、再試行仕様の詳細はリリースノートに記載なしです。
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次に確認すること

  • Cortex Agents Run APIの公式ドキュメントで、リクエスト形式、threadの指定方法、再接続方法を確認する。
  • 利用環境のAWSまたはMicrosoft Azureリージョンで、General availability機能が利用可能か確認する。
  • 必要なロール・権限とTHREAD_MESSAGES (SNOWFLAKE.CORTEX)の参照方法を確認する。
  • クライアント切断、再接続、6時間以内の完了、タイムアウト時の挙動を検証環境でテストする。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-30-cortex-agents-async-api-ga