SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Snowflake App Runtime のデプロイ設定を app.yml に統合

app.yml for Snowflake App Runtime (Preview)

2026-08-31機能アップデートPreview

Snowflake App Runtime の開発者は、デプロイとリモートビルドを単一の app.yml で管理し、target 別に構成を切り替えられます。

app.yml に version: 2 を指定することで、Snowflake App Runtime のデプロイ設定とリモートビルド設定を1つのファイルで記述できます。snow app setup は新規プロジェクト向けにこのファイルを生成します。1つのプロジェクトに複数の named target を定義し、--target でデプロイ構成を選択できます。本機能は Preview であり、Snowflake App Runtime 自体も Open preview の状態です。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
Snowflake App Runtime のアプリケーション開発者
AVAILABILITY
提供ステータス: Preview
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なぜ重要か

従来は snowflake.yml と、ビルド専用の app.yml を併用する構成が必要でした。単一の app.yml への移行により、マニフェストに一致する1つの CREATE OR ALTER APPLICATION SERVICE としてデプロイできます。開発、ステージング、本番などの構成を target として切り替えられます。

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対象となるチーム

  • Snowflake App Runtime のアプリケーション開発者
  • Snowflake アプリケーションのリリース・デプロイ担当者
  • 開発・ステージング・本番環境を管理するプラットフォームチーム
  • Snowflake CLI の標準化を担当する開発者体験・DevOpsチーム
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提供条件

  • 提供ステータス: Preview
  • Snowflake App Runtime: Open preview
  • エディション: リリースノートに記載なし
  • リージョン: リリースノートに記載なし
  • 前提条件: 最新の Snowflake CLI。snow helpers check-version で確認し、必要に応じてアップグレードする
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ユースケース

  • 開発、ステージング、本番で異なるデプロイ設定を持つプロジェクトを、named target と --target で運用する。
  • 同一アプリを複数の Snowflake アカウントへ、アカウントごとに異なる構成でデプロイする。
  • 異なる利用者層向けに構成を変えたアプリのバリアントを、1つのプロジェクトで管理する。
  • database: USER$ を指定し、target を実行者個人のデータベースへデプロイする。
  • snowflake.yml とビルド専用 app.yml を使用している既存プロジェクトを、単一の app.yml 構成へ移行する。
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仕組みと使い方

最新の Snowflake CLI を使用し、app.yml の先頭に version: 2 を記述します。新規プロジェクトでは snow app setup がこのファイルを作成します。複数のデプロイ構成が必要な場合は named target を定義し、--target で対象を選択します。CLI のバージョンは snow helpers check-version で確認し、コマンドが存在しない場合や古いリリースの場合はアップグレードします。既存プロジェクトでは、Snowflake の「Migrate from snowflake.yml to app.yml」に従って構成を移行します。

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導入ステップ

  1. 使用中の Snowflake CLI で snow helpers check-version を実行し、必要なら最新リリースへアップグレードする。
  2. 新規プロジェクトでは snow app setup を実行し、生成された app.yml に version: 2 があることを確認する。
  3. 既存プロジェクトでは snowflake.yml とビルド専用 app.yml の設定を、単一の app.yml へ移行する。
  4. 複数環境や複数アカウント向けの構成が必要な場合は named target を定義する。
  5. 検証対象の構成を --target で選択し、Preview 環境でデプロイ結果を確認する。
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運用上の注意

  • 古い CLI は app.yml のデプロイ用キーを無視し、引き続き snowflake.yml を要求します。
  • 単一の app.yml への切り替えは単なるファイル名変更ではなく、デプロイ動作が変わります。
  • 移行後は app.yml の profile: ブロックが無視され、databaseschema は接続設定へフォールバックしません。
  • database: USER$ を使う場合、target は実行者個人のデータベースへデプロイされます。
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制約事項

  • 本機能は Preview であり、Snowflake App Runtime も Open preview です。
  • 古い CLI との互換動作では、app.yml のデプロイ設定を利用できません。
  • 移行後のリモートビルドでは、Next.js standalone assets が自動的にコピーされません。
  • エディション別、リージョン別の提供条件はリリースノートに記載なしです。
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次に確認すること

  • 公式の「app.yml manifest for Snowflake App Runtime」で version 2 のキーと target の定義方法を確認する。
  • 「Migrate from snowflake.yml to app.yml」を参照し、既存の profile、database、schema、Next.js 資産の扱いを検証する。
  • 「Deploy targets」で --target の運用方法と、個人データベースへのデプロイ条件を確認する。
  • Preview 利用に必要なアカウント権限と、開発用・検証用環境でのデプロイ結果を確認する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/other/2026-08-31-app-yml-v2