SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

ODBC Driver 3.20.0でWIFのAudience指定と接続先検証を強化

ODBC Driver (v3.20.0)

2026-09-03機能アップデート

ODBC利用者はWorkload Identity FederationのAudienceを接続単位で上書きでき、接続先パラメータの検証も強化されます。

ODBC Driver 3.20.0では、Workload Identity Federationのアテステーショントークン取得時に使用するAudienceを指定するWORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCE接続パラメータが追加されました。未指定の場合のデフォルトAudienceはsnowflakecomputing.comです。あわせて、ACCOUNT、SERVER、PORTをリクエストURL構築前に検証し、URLを変更し得る文字や範囲外のポート番号を拒否します。本文にはPreview機能としての記載はありません。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
Workload Identity Federationを構成する認証・IAM担当者
AVAILABILITY
対象バージョン: ODBC Driver 3.20.0(2026年9月3日)
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なぜ重要か

従来はWIFのAudienceを接続パラメータで上書きできず、環境側の期待値とドライバーのデフォルト値が合わない場合に調整余地がありませんでした。今回、必要な環境ではAudienceを明示できるようになり、接続先情報についてもURLに影響する値や1〜65535外のPORTが拒否されます。

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対象となるチーム

  • Workload Identity Federationを構成する認証・IAM担当者
  • Snowflake接続基盤を管理するインフラ・プラットフォームチーム
  • ODBC Driverを組み込むアプリケーション開発者
  • セキュリティおよび脆弱性対応担当者
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提供条件

  • 対象バージョン: ODBC Driver 3.20.0(2026年9月3日)
  • 提供ステータス: リリースノートに記載なし
  • エディション: リリースノートに記載なし
  • リージョン: リリースノートに記載なし
  • 前提機能: Workload Identity Federationのアテステーショントークン取得時に利用
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ユースケース

  • WIF連携でSnowflake以外の期待Audienceを利用する認証構成に対し、接続時にWORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCEを指定する。
  • 複数の認証環境でAudienceが異なる場合に、環境ごとの接続設定として値を切り替える。
  • ACCOUNT、SERVER、PORTを外部入力や設定ファイルから受け取る接続基盤で、URL構築前の入力検証を活用する。
  • ODBC Driverの更新時に、従来は受け入れられていた特殊文字や不正なPORTが接続失敗として検出される影響を確認する。
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仕組みと使い方

WIFのアテステーショントークン取得時にAudienceを変更する場合、ODBC接続の接続パラメータとしてWORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCEを指定します。省略時はsnowflakecomputing.comが使用されます。ACCOUNT、SERVERには英字、数字、_-.以外の文字を含められず、PORTは1〜65535の範囲で指定する必要があります。リリースノートには、DSNまたは接続文字列の具体的な記述例はありません。

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導入ステップ

  1. 現在のODBC Driverのバージョンと、WIFを利用する接続箇所を棚卸しする。
  2. 対象環境の認証構成で必要なAudienceを確認し、必要な場合だけWORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCEを接続設定へ追加する。
  3. ACCOUNT、SERVER、PORTの既存設定に許可されない文字や範囲外のPORTがないか確認する。
  4. 検証環境で認証、接続、通常のクエリ実行をテストする。
  5. 接続失敗時のログと既存アプリケーションの挙動を確認してから、本番展開範囲を判断する。
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運用上の注意

  • WORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCEを指定するとデフォルトのsnowflakecomputing.comではなく指定値が使われるため、認証構成との整合性を確認してください。
  • ACCOUNT、SERVER、PORTの検証強化により、以前は受け入れられていた設定が3.20.0では拒否される可能性があります。
  • PORTは数値として1〜65535の範囲で指定する必要があります。
  • リリースノートだけでは、各OS向けパッケージの配布方法や詳細な設定形式は確認できません。
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制約事項

  • WORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCEはWIFのアテステーショントークン取得時に使う接続パラメータであり、他の認証方式への適用範囲はリリースノートに記載なしです。
  • エディション、リージョン別の提供条件、対応プラットフォームはリリースノートに記載なしです。
  • 3.20.0の新機能について、Previewであるとの記載はありません。
  • SQL実行でAudienceを変更する機能ではなく、接続設定で指定する機能です。
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次に確認すること

  • 公式のODBC Driverドキュメントで、WORKLOAD_IDENTITY_AUDIENCEの設定形式と対応するWIF構成を確認する。
  • 公式のダウンロード情報で、利用OS・アーキテクチャ向け3.20.0パッケージとサポート条件を確認する。
  • 検証環境で既存のDSNまたは接続文字列を使った認証・接続回帰テストを実施する。
  • セキュリティ担当者と、ACCOUNT、SERVER、PORTの入力経路および設定値を点検する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/clients-drivers/odbc-2026