SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Snowflakeで固定位置を持つ時間範囲を扱うPERIODがPreviewに

10.32 Release Notes (with behavior changes) (Preview)

日付不明予定/進行中のサーバーリリースPreview

データ基盤や移行担当者は、DATE・TIME・TIMESTAMPの開始・終了を半開区間として表現し、時間範囲を比較・結合できる

Snowflakeが、アンカーされた半開区間 [begin, end) を保持するPERIODデータ型をPublic Previewで提供します。開始値は含み、終了値は含まない範囲として扱います。範囲の両端には、同じ要素型のDATE、TIME、またはTIMESTAMPを指定できます。PERIOD_*関数群により、範囲の構築、開始・終了値の取得、比較、結合が可能です。

CHANGE TYPE
予定/進行中のサーバーリリース
PRIMARY AUDIENCE
データモデリング担当者
AVAILABILITY
提供ステータス: Public Preview
01

なぜ重要か

従来のintervalが固定位置を持たない期間の長さを表すのに対し、PERIODはタイムライン上の具体的な範囲を表現します。これにより、雇用期間やバージョンの有効期間など、開始時点と終了時点を伴うデータを専用の型で扱えるようになります。

02

対象となるチーム

  • データモデリング担当者
  • データ基盤・分析基盤チーム
  • Teradataなどからの移行担当者
  • リリースやアカウント設定を管理するSnowflake管理者
03

提供条件

  • 提供ステータス: Public Preview
  • 10.32リリースは2026年9月8日の完了予定ですが、変更される可能性があります
  • リリース完了前はアカウントで利用できない場合があります
  • エディション、リージョン、前提機能の記載はリリースノートに記載なし
  • 行動変更バンドルでは、2026_07はデフォルト無効、2026_06はデフォルト有効でオプトアウト可能、2026_05は一般有効です
04

ユースケース

  • 従業員の雇用期間を、開始日を含み終了日を含まない範囲として管理する用途です。
  • 製品やデータスキーマのバージョン有効期間を、タイムライン上の具体的な範囲として保持する用途です。
  • DATE、TIME、TIMESTAMPの範囲同士を比較し、重複や関係性を判定する用途です。
  • 複数の時間範囲を比較・結合し、共通範囲や統合された範囲を扱う用途です。
05

仕組みと使い方

PERIODは、期間の長さではなく、開始値と終了値によって位置付けられた範囲を保存します。開始値はinclusive、終了値はexclusiveです。両端は同じ要素型である必要があります。PERIOD_*関数群を使って値の構築、beginning・ending boundsの取得、範囲の比較や結合を行います。具体的なSQL構文や関数名の一覧は、このリリースノートに記載されていません。

06

導入ステップ

  1. 10.32のリリース完了状況と対象アカウントでのPreview提供状況を確認します。
  2. 公式のPERIODデータ型およびPERIOD_*関数のリファレンスで、利用可能な構文と関数一覧を確認します。
  3. 検証用環境でDATE、TIME、TIMESTAMPそれぞれのPERIOD作成、境界値、比較、結合をテストします。
  4. 既存の開始・終了列やinterval表現をPERIODへ置き換える場合のデータ型・クエリ影響を評価します。
  5. 結果と互換性を確認したうえで、対象ワークロードへの段階的な適用可否を判断します。
07

運用上の注意

  • Preview機能のため、仕様や提供状況が変更される可能性があります。
  • 半開区間のため、終了境界は範囲に含まれません。既存ロジックの境界条件を必ず確認してください。
  • 開始値と終了値は同じ要素型で扱う必要があります。
  • 10.32はリリース進行中であり、記載された機能がリリース完了前にアカウントで利用できない場合があります。
  • 行動変更バンドルの状態は今後のリリースで再度変更される予定ですが、スケジュールは変更される可能性があります。
08

制約事項

  • エディション別およびリージョン別の提供条件は、リリースノートに記載なし。
  • PERIOD_*関数の具体的な関数名、引数、戻り値、対応演算子は、リリースノートに記載なし。
  • PreviewからGeneral Availabilityへ移行する時期や条件は、リリースノートに記載なし。
  • 既存のinterval型との相互変換や、外部テーブル・各種コネクタでの対応状況は、リリースノートに記載なし。
09

次に確認すること

  • 公式のPERIODデータ型リファレンスで、DDL・DML・関数構文と対応する境界条件を確認する
  • 対象アカウントのエディション、リージョン、Preview機能の有効条件をSnowflake管理者またはSnowflake Supportに確認する
  • 検証環境で既存の開始・終了列およびinterval利用箇所との結果差分をテストする
  • About Behavior Changesと10.32の変更履歴を確認し、行動変更バンドルの設定影響を評価する

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/2026/10_32