SNOWFLAKE NEW FEATURE / PRACTICAL BRIEF

Snowflake ML Python 1.51.0でMLflow 3.xと複数Artifact Repositoryに対応

Snowflake ML Python (v1.51.0)

日付不明機能アップデート

ML基盤担当者は、MLflow 3.xモデルのRegistry運用と、ML Jobsで複数のartifact repositoriesを指定できるようになる

Snowflake ML Python v1.51.0は、2026年8月12日に公開されたクライアントライブラリ更新です。ML Jobsでは、1つのジョブに複数のartifact repositoriesを指定できるようになりました。Model Registryでは、MLflow 3.xモデルのログ記録と実行がサポートされます。加えて、SNOWPARK_CONTAINER_SERVICES向けMLflowモデルでpip依存関係が失われる不具合が修正されています。

CHANGE TYPE
機能アップデート
PRIMARY AUDIENCE
MLプラットフォーム/MLOps担当チーム
AVAILABILITY
バージョン1.51.0として2026年8月12日に公開
01

なぜ重要か

従来は、ML Jobsで指定できるartifact repositoryが単一に制限されていました。また、MLflow 3.xモデルをRegistryで扱う際の対応状況が課題になり得ました。今回の更新により、複数リポジトリを使うジョブ構成と、MLflow 3.xモデルのRegistry運用を検証できるようになります。依存関係が欠落してデプロイ済みモデルが必要なパッケージを失う問題も修正対象です。

02

対象となるチーム

  • MLプラットフォーム/MLOps担当チーム
  • MLflowモデルの登録・デプロイを管理するデータサイエンスチーム
  • ML Jobsの実行基盤とartifact管理を担当するクラウド基盤チーム
  • Snowpark Container Servicesへのモデルデプロイを担当する運用チーム
03

提供条件

  • バージョン1.51.0として2026年8月12日に公開
  • 提供ステータスはリリースノートに記載なし
  • 必要なSnowflakeエディションはリリースノートに記載なし
  • 利用可能なリージョンはリリースノートに記載なし
  • MLflow 3.xモデルの対応範囲、必要なサーバー側要件、権限要件はリリースノートに記載なし
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ユースケース

  • 社内Artifact Repositoryと外部または用途別Repositoryを併用するML Jobで、依存パッケージやモデル成果物の取得先を複数指定する。
  • MLflow 3.xで管理しているモデルをSnowflake Model Registryへログ記録し、Snowflake上で実行する運用を検証する。
  • MLflowモデルをSNOWPARK_CONTAINER_SERVICESへデプロイし、pip依存関係が保持された状態で推論できることを確認する。
  • 既存のMLflowモデル移行計画で、モデル形式や依存パッケージの差異を小規模な検証環境で確認する。
05

仕組みと使い方

ML Jobsでは、artifact_repositories に単一のRepositoryではなくRepositoryのリストを指定します。具体的なジョブ作成APIや引数の完全なコード例は、このリリースノートには掲載されていません。Registryでは、MLflow 3.xモデルをログ記録し、実行する機能が追加されていますが、使用可能なモデル形式、API呼び出し、対応するMLflow機能の詳細は関連するSnowflake ML公式ドキュメントで確認してください。パッケージ自体の入手元と署名を検証する場合は、PyPI等から配布ファイルを取得し、GitHub Releasesの対応する.sigファイルとcosign verify-blobを使用します。リリースノートに掲載されたコマンド例は1.27.0用のため、検証対象バージョンのファイル名へ置き換えてください。

06

導入ステップ

  1. 検証環境のsnowflake-ml-pythonを1.51.0へ固定し、既存コードと依存パッケージの互換性を確認する。
  2. ML Jobsで複数のartifact repositoriesを指定する最小ジョブを作成し、各Repositoryから必要な成果物を解決できるか検証する。
  3. MLflow 3.xで作成した代表モデルをRegistryへログ記録し、モデルの読み込みと推論を確認する。
  4. SNOWPARK_CONTAINER_SERVICESを対象にデプロイし、pip依存関係がモデル実行環境へ引き継がれているか確認する。
  5. 本番適用前に、Snowflake公式ドキュメントで権限、対応リージョン、MLflow機能の対応範囲を確認する。
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運用上の注意

  • 複数Repositoryを指定できることは明記されていますが、検索順序、同名成果物の優先順位、認証設定はリリースノートに記載されていません。
  • MLflow 3.xモデルの対応は追加されていますが、すべてのMLflow 3.x機能やモデル形式が利用できるとはリリースノートに記載されていません。
  • SNOWPARK_CONTAINER_SERVICES向けの依存関係不具合は修正されていますが、既存デプロイを更新して依存パッケージの実体を再確認してください。
  • パッケージ署名の検証例は1.27.0向けであり、1.51.0では対応する公開鍵・署名ファイル名を確認する必要があります。
  • 非公開機能の変更はこのリリースノートに含まれないため、ソースコード上の機能だけを根拠に導入判断しないでください。
08

制約事項

  • Preview段階であるとの記載はありません。提供ステータス自体もリリースノートに記載なしです。
  • エディション、リージョン、アカウント設定、権限などの利用条件はリリースノートに記載されていません。
  • MLflow 3.xのサポート対象となるモデル種別、API、依存関係仕様、既知の非対応機能はリリースノートに記載されていません。
  • artifact repositoriesの最大数、Repository間の解決ルール、利用できるRepository種別はリリースノートに記載されていません。
  • 既存の非推奨APIについては、FileSet、CortexのCamelCase関数名、partitioned_inference_apiadditional_payloadsHuggingfacePipelineModelが将来削除予定です。
09

次に確認すること

  • Snowflake ML公式のMLflowモデルRegistry関連ドキュメントで、MLflow 3.xの対応モデル形式と利用APIを確認する。
  • ML Jobsのartifact_repositories仕様で、複数Repositoryの認証、優先順位、権限要件を確認する。
  • 検証アカウントでMLflow 3.xモデルのログ記録・実行とSNOWPARK_CONTAINER_SERVICESへのデプロイをテストする。
  • Snowflakeのエディション、リージョン、クライアント/サーバー側バージョン要件を公式の機能情報で確認する。

公式情報

仕様・提供条件は更新される可能性があります。導入前に必ず公式リリースノートを確認してください。

https://docs.snowflake.com/release-notes/clients-drivers/snowpark-ml-2026