ユーザデータを使用してEC2作成時にApacheを自動インストール
ユーザデータとは?
Linuxインスタンスの初期起動時に実行するコマンドを指す。デフォルトでは初期起動時のみですが、再起動時に毎回実行するということも出来る模様。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/user-data.html
Amazon EC2 でインスタンスを起動するとき、起動後にそのインスタンスにユーザーデータを渡し、一般的な自動設定タスクを実行したり、スクリプトを実行したりできます。2 つのタイプのユーザーデータを Amazon EC2 に渡すことができます。
ユーザデータの設定方法
ステップ 3: インスタンスの詳細の設定
の 高度な詳細
欄にユーザデータを指定する欄があります。
ユーザデータには下記を指定。yum update、Apacheのインストールから権限変更などを実施。
#!/bin/bash
yum update -y
amazon-linux-extras install -y lamp-mariadb10.2-php7.2 php7.2
yum install -y httpd mariadb-server
systemctl start httpd
systemctl enable httpd
usermod -a -G apache ec2-user
chown -R ec2-user:apache /var/www
chmod 2775 /var/www
find /var/www -type d -exec chmod 2775 {} \;
find /var/www -type f -exec chmod 0664 {} \;
echo `hostname` > /var/www/html/index.html
後はこの状態で他のEC2作成と同じように進めることでインスタンス作成時にApacheインストールまで実施される。セキュリティグループなどの設定は割愛します。
関連しているかもしれない記事
- EC2からEFSをマウントして使ってみる
- EC2で使用できるRHELのAMI一覧
- EC2上のRHEL8(Red Hat Enterprise Linux)にPostgreSQL11と12をyumでインストール
- EC2(Amazon Linux)にpgcli(PostgreSQLの拡張CLI)をインストールする
- EC2(Amazon Linux)にMavenをインストール