my opinion is my own

Oracle Enterprise EditionからStandard Editionへのダウングレード検討メモ

Enterprise EditionとStandard Editionで異なるところや移行する際に検討すべきことをメモ。以下、EnterPrise EditionはEE、Standard Edition2はSE2と略。MECEの視点も足りていないのでご注意ください。

SE2の概要

EEとSE2の使用出来る、使用できない機能の一覧

Exadata限定の機能とかOracle Cloudでのみ使用可能な機能があるので、左側のSE2EEを確認。

Oracle Database Release 19 Databaseライセンス情報ユーザー・マニュアル

https://docs.oracle.com/cd/F19136_01/dblic/Licensing-Information.html#GUID-B6113390-9586-46D7-9008-DCC9EDA45AB4

image-20210415211612969

EEでもSE2でも変わらないこと

下記の通り、データベースとしての基本的な機能については変わらない。既存の資産(アプリケーション、ツール、スキル)は大部分は流用出来るはず。

注意すべきEE限定の機能について

セキュリティ要件や可用性要件をどのように実現するかに関わってくるのでSE2化には第一ステップとしてアセスメントが必要。第二に性能。

個人的によく使われている or 使っていた or 素晴らしい機能をピックアップしてみた。他にもあるので、現在使用している機能を抽出した上で検討すべき。性能や可用性、セキュリティ要件の非機能要件だけではなく、既存運用にも大幅に影響が出てくるのでこれを一つ一つ大丈夫かどうか確認し、他の手段の検討含めてやっていく必要がある。

機能の代替をどうするか

マネージドサービスであるRDS for Oracleを移行先として考える。ざっと気になったものを考えてみたが、一部はAWS特有の機能、もしくは機能が劣る代替機能(AWR→StatsPack)等に置き換えることで移行は可能。ただ、パーティション系やパラレル系や各種オプション製品が使えなくなることで非機能要件が満たせるかの確認が最初の検討の肝となる。

※Oracleに対応した3rd Party製品は多くあるので、それと組み合わせるパターンも多く存在する。

カテゴリ EE SE2 AWS RDS for Oracle 備考
Security 表領域暗号化 - ストレージ暗号化で要件を満たすか確認 保護出来るレイヤーが違うことに注意
Security ネットワーク暗号化 ネットワーク暗号化 元々有償だったが、変わった模様
Performance 自動ワークロード・リポジトリ(AWR) Statspack Performance Insights、CloudWatch
Performance ASH(Active Session History) - Performance Insights?
Performance SQL Trace SQL Trace
Performance Enterprise Manager の Performance周り - Performance Insights、CloudWatch
Performance SQLアクセス・アドバイザ -
Performance SQLチューニング・アドバイザ -
Performance 自動SQLチューニング -
Performance SQLプロファイル -
Performance Oracle Partitioning ビューパーティション? - 要検討
Availability&Performance Oracle Real Application Clusters - Multi-AZ構成
Availability Data Guard - Multi-AZ構成
EE Feature オンライン系の操作 -
EE Feature 表領域のPoint-in-Timeリカバリ -
EE Feature パラレル・バックアップおよびリカバリ - スナップショット
EE Feature フラッシュバック操作 -
EE Feature RMANバックアップから表や表パーティションを回復 -
EE Feature 結果キャッシュ -

補足

Partitionオプション無しでPartitionっぽくやる方法をやってみた

Oracle Partiotionオプションの代替策(View+Trigger)を試してみる | my opinion is my own 👋

参考

EE Features in SE2 https://www.doag.org/formes/pubfiles/11343091/2019-NN-Clemens_Bleile-Oracle_Standard_Edition_2_Fehlende_Features_ergaenzen-Praesentation.pdf

dbts19_cosol_oracle_se2.pdf http://cosol.jp/techdb/dbts19_cosol_oracle_se2.pdf

---

関連しているかもしれない記事


#Oracle #EE #SE2 #RDS